Thursday, August 31, 2006

■美味しいマグロの食べ方

本日はマグロの写真です。

新鮮な魚を新鮮に消費者に届けるには
それなりの流通が必要です。

最近では世界中のあちこちで
生の魚を食べるようになったそうですが、
世界的な日本食のブームの影響による文化的な変化だけではなく、
流通の変化というのもありそうです。
(商社が仕掛けてるという話も聞きますが。)

さて、とはいっても
マグロが世界で一番需要があり高値が付くのは、東京です。
さらに中でも、甲府の中央市場では、
土地柄か、よい値段がつくので
質の良いマグロが集まっているそうです。


山梨で食べているマグロは
美味しいマグロなんです。

Sunday, August 20, 2006

■ユニークなスイカ

どたばたしているうちに
あっという間にお盆が過ぎてしまいました。
残暑お見舞いもうしあげます。

以前、『南国の果物の入れ物がカラフル』である
という話をいたしましたが、
なかなかどうして、日本の果物も負けてませんので
きょうはそちらの紹介をします。

まずはこちら
南国に負けないカラフルですね。
信州は長野県のスイカです。

次がこちら
すごくわかりやすいです。
暑い市場にいると、非常に目を惹きます。
こちらは新潟のスイカですが、なかなか良い作戦です。
最後がこちら
インパクトではNo1です。
有名な黒ちゃんスイカです。

本日の結論
スイカは入れ物が大変ユニークです。

スイカが食べたくなってきました。

Tuesday, August 15, 2006

■養殖の本マグロ

本日の写真は
本マグロの小形シビまぐろです。

実はこれが養殖マグロなのです。
畜養と呼ばれています。




ちなみに写真のように
尻尾の切り口が見られるようになっており
買い手は鮮度と品質を確認することができます。
うん、なかなかです。

Tuesday, August 08, 2006

■つまみぐい用

梅雨が終わったと思ったら
立て続けに台風が来てますね。
今年は野菜も値段が上がってますが
果物も心配です。

いよいよお盆ということで
市場ではデラウェアがたくさん出てきています。


デラウェアは食べやすく、値段もお手ごろなので
非常に人気がありますね。
ついつい食べつづけてしまう楽しさがあります。

そしてこちらはつまみ食い用のデラウェアです。
こんな感じに味見をした上で、仕入れてます。

Saturday, August 05, 2006

■世界各地の入れ物と南国の風

前回は高知県のキンメの入れ物を紹介しましたが

今日は世界各地から届く入れ物を紹介します。

甲府中央市場には
世界各地から食品が毎日届きます。


特に果物はグレープフルーツやオレンジ
バナナやマンゴーなどの輸入物が
アジア各地やアメリカ、メキシコから毎日届きます。

これらの入れ物は各国の特色が出て非常にカラフルで、
市場の中でも非常に目を惹きます。


こちらが主に国内の果物を扱っているゾーン
この時期は桃がおいしそうですね。

そしてこちらが輸入の果物を扱うゾーンです。
なんとも南国な空気が伝わりますでしょうか。
入れ物が違うだけなんですけどね。面白いものです。

Wednesday, August 02, 2006

■『まっこと旨そうな。』

甲府中央市場には
毎日全国の漁港から魚が届くのですが

魚の入れ物も個性的で気合がはいっており
なかなか興味を惹きます。


いくつか面白いものを紹介します。
こちらは高知産のキンメです。


「まっこと旨そうな。」
「そりゃあ室戸海洋深層水で運んで来たによ。」

とあります。

こういう遊び心は親しみがもてます。
海洋深層水はともかく、なぜか美味しそうなのが不思議ですね。



Monday, July 31, 2006

■八月の始まり

ようやく梅雨が明けました。

全国的な大雨の影響で残念ながら、
野菜の高値が続いています。


果物の糖度も、できの良かった昨年に比べると、
今ひとつというところです。

梅雨明けのお盆までの2週間での挽回に期待です。
よい8月なるといいですね。


Wednesday, July 26, 2006

■鳥取漁港の120K本まぐろ

日本人はマグロ好きです。

世界のマグロ漁獲量はおよそ200万トンといわれますが
なんとそのうちの約三分の一が日本で消費されています。

魚を生で食べる文化圏そのものが狭いというのもありますが
それでも、日本人はマグロを良く食べます。

大半はお刺身や寿司等で食べられていますが、
「シーチキン」や「ツナ」もマグロであることも考えると、
マグロは日本文化の中心にいる食材の一つであるといえます。

そして面白いことに、山梨県は一大マグロ消費県です。
 
ほとんどはキハダマグロですが、
東京で修行したお寿司屋さんが山梨にくると驚くのは、
山梨県での赤身の消費量だそうです。

ヅケがすきなんですが、
・・・なんとなく心当たりはありますね。

本日の写真は、鳥取漁港にあがった120Kの本まぐろです。
このマグロが夕飯には山梨県の食卓にあがることになります。

Saturday, July 22, 2006

■7月のポストカード

店頭での販売用にポストカードを作りました。

月ごとに1枚ポストカードをはさみ、
仕入れごとに1枚ネームカードをはさみますが、

こちらが7月のポストカードです。
やっぱりこの時期は山梨を代表とする桃にしました。



Friday, July 21, 2006

■魚屋2.0 (1) 新しい八百屋、魚屋のかたち

現在ブログ用に撮った写真を店頭にアルバムの形で展示し
お客さんに見てもらう事を考えてます。

アルバムには、小売りの値段が書いてあり、
お客さんは山梨の市場の食材のならんだアルバムを見て、
食べたい食品の仕入れを依頼することになります。

通常の仕入れにおいては、
在庫が売れ残るというリスクが生じます。
これにより、どうしても「売れ筋商品」といわれる無難な仕入れになりやすくなり、
結果として、どのお店も似たような商品が並ぶことになります。


しかし市場で直接買い物ができたなら・・・

新しい八百屋、魚屋のかたちの一つとして
早朝にとった写真をお昼にははアルバムに並べ
お客さんは市場で買い物をするように

その日の市場の食材から食べたいものを選び出す。
そんな魚屋さんを考えています。

これにより、お客さんのメリットは
八百屋さんが仕入れた野菜、魚屋さんが仕入れた売れ筋の魚の中から
選択するのではなく、面白い食材、見慣れぬ食材、一度は食べてみたい食材等を
手に入れることができるようになります。

もちろん、お客さんのデメリットもあるのですが
こちらはまた次回。
少しずつ、まとめていきたいと思います。

Tuesday, July 18, 2006

■夏の果物 ~ 山梨の飛車角

ハウスもののぶどうの終盤の巨峰です 

これから7月東京のお盆に合わせて
路地物のデラウエアにかわります。

そしてこの時期は桃ははずせませんね。

やっぱりおいしそうです。
食べると幸せになれます。



山梨の幸せを感じる季節です。

■7月上旬は夏のお魚

今週は夏のお魚をご紹介です。

カツオ
なんといっても夏の魚の代表です。
新鮮なカツオは臭みがなく、独特な鉄の味も強くありません。
本場高知では生のニンニクと一緒に食べられます。


サワラ 
こちらは出世魚で、小さなものは「サゴシ」とか「ヤナギ」
とかいわれます。
これらが大人になったものがサワラです。


太刀魚 

獰猛で攻撃的な性格で、歯形の付いたものもあがります。

Thursday, July 06, 2006

■少し早めの夏野菜

サッカーのワールドカップも
いよいよ大詰めですね。

日本代表が負けてからも、ぼちぼち試合を見てしますのですが、
不思議なことに
日本代表が負けてからの方が、ワールドカップっぽい気がします(笑)
日韓大会以降、すこしあった違和感が取れた様です。

それにしても世界のレベル高いですね。
決勝リーグは攻撃力よりも防御力が上回るというのも面白いです。

今週はかぼちゃが少しはやめに登場したので紹介します。

甲府盆地でビニールのトンネルで栽培されたかぼちゃ
路地ものよりちょっと早くこの時期に出てきます

見た目よりほくほくでおいしいですよ。



こちらは枝豆
甲府近郊のハウスものです
こちらもこの時期ゆでるとおいしいですよね。


少し早めの夏野菜でした。
といっても、もう7月なんですよね。
早いモンです。

Tuesday, June 27, 2006

■赤いお魚の日

なにやら蒸し暑く
パッとしない日々が続きますね。

九州の大雨は大丈夫でしょうか。

カラッとしない朝には赤い魚が目にとまります。
そこで今日は赤い魚をご紹介します。

まずはメバル
次が吉次
かわいい名前ですが、こちらキンキの子供です。
お祝い事などにも登場しますね。

最後がキンメ
煮付けもおいしいのですが、塩焼きもおいしいですよね。


今日は鮮やかな日です。

Saturday, June 24, 2006

■夏の王様


西瓜(スイカ)が出てきています。


スイカはいよいよこれからが本番です。


九州のハウスで栽培された加温ものから、

近県の静岡神奈川千葉埼玉等から、
路地ものも続々と入荷が始まり

値段も落ち着いてきていますよ。

■果物王国絢爛

山梨県は甲府盆地を中心とした扇状地
水田は限られた土地にしぼられます

かつてはそば等雑穀しかとれなかった水の少ない地域の換金作物として
ぶどうやももなど果物の栽培が栄んとなりました。

今日は果物の写真をお送りします。

まずは杏 


プラムのサンタローザ


梨の幸水(加温)


そして桃(加温)


最後にこちらが5個で小売価格2500円のもも


山梨が幸せにあふれる時期です。

Tuesday, June 20, 2006

■夏の予感とパイナップル

九州ものの鯵アブラがのってきました。



イカもおおきくなってワタをつかえるようになってきました。



いよいよ夏ですね。

今日も南国果実はおいしそうです。


■南国果実と仕入れの時には

果実の王国山梨の市場にも

南国の果実も毎日入荷しています。

今年のメロンはできがよさそうです。

仕入れの時には、けっこうまじめに品質にこだわります。
こんな感じです。


Sunday, June 18, 2006

■甲府市場の秘密 ~ まぐろ大好き山梨県

海のない山梨県

人口比からすると
全国でも有数のマグロの消費県だそうです。

そして甲府中央市場にも
毎日新鮮なマグロが写真のように届きます。

テレビ番組の、築地の中継などで目にする光景ですが

意外なことに、山国の山梨県といえども
鮮度は築地にもまけてません。


Monday, June 12, 2006

■果物の王国 いよいよ

甲府の市場には
初夏の果物がいよいよ出始めました

果実王国 山梨の実力を6月は順次紹介していきます。

  • さくらんぼ
  • デラウエアー
  • ソルダム
  • プラムビューテイー
  • ネオマスカット
  • 巨峰
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